元防衛大臣の岩屋毅衆議院議員(自民党)は新時代政経フォーラムを16日午後1時、ビーコンプラザフィルハーモニアホールで開催した。
岩屋衆議院議員が「今春、怒涛のように選挙が続きました。県知事選、県議会の選挙、市長選、市議選、参議院の補欠選挙まで行われました。それぞれ選挙で本当に皆さまから厚いご支援をいただきました。そのことに御礼を申し上げます」と話した。
「参議院の補欠選挙でしたが、白坂亜紀さんという女性候補をわずか341票差という僅差でしたが、参議院に送り出すことができました。昨年の古庄玄知さんに加えて、大分県地方区で2人の自民党参議院議員を送り出すことができました。私の記憶する限りでは、2つの議席をいただいたことは無かったことだと思います。それだけ政権与党に与えられた責任は極めて重大だと思います。県民の皆さんの負託に、ご期待にしっかり答えられる活動を力を合わせてしっかりやっていきたいと思っています」
「本日は我々がどうしても向き合って行かざるを得ない、好むも好まざるとに関わらず、乗り越えて活用しなければならないデジタル社会に向き合うかをテーマにしています。自民党内でこの分野には右に出る人はいない第一人者の2人を講師にお招きしました。対談を通じて、我々がどういうデジタル社会を構想して、どういう風に理解して、どう取り組んでいかなければならないか、個人として会社として行政としてをテーマにして話します。皆さんと一緒に考えていく機会にさせてください」と述べた。
今回の内閣改造について「悪い人事ではないと思いますが、バランスを取り過ぎた人事と、いささか斬新さには欠けるのかなと正直感じています。内閣の骨格を残すのあれば、外交と防衛はまさに骨格ですから変えるということが良かったのかと少し感じています。ただ新しい体制ができた以上は、この新体制でしっかり国民の皆さんの懸念や心配、不安に応えていかなければなりません」と語った。
続いて、岩屋衆議院議員と対談方式で平将明自民党情報調査局長、小林史明同党副幹事長が「デジタル・AI社会をどう生き抜くか」をテーマに講演。▽マイナンバーカードの目的と現状について▽AIが社会に与える影響と対応の在り方について▽デジタルによる行財政改革について▽デジタルを活用した地方の活性化について「デジタル田園都市構想」とは何か?―について語った。
最後に「岩屋毅後援会あおぞら会」より平、小林両衆議院議員に花束が贈られた。