別府大学生がヴェルスパの課題解決提案

女性目線でアイデアを出した
グループが1位に選ばれた

 別府大学の国際経営学部は、地域の課題解決能力を育成する地域創生プロジェクトの一環で、㈱ヴェルスパ大分の抱える「集客活動強化案」と「イベント企画」の2つの課題解決についてグループワークを実施。8日午後1時、グループ発表を行った。
 ヴェルスパの集客活動強化案(A班)を6班、企業コラボのイベント企画案(B班)を4班が成果をプレゼン。ヴェルスパ大分の生口明宏専務取締役ゼネラルマネージャー、鈴川千陽副務、運営本部・地域連携担当が審査員として参加した。
 A班からは「大分トリニータと一緒にファン感謝祭をしてはどうか」「グッズ購入で選手と写真が撮れるなどの特典をつけてはどうか」「選手のオフの姿が見られるコンテンツを考えてはどうか。試合の動画が多いが、サッカーを知らない人には楽しめない」など。B班からは「SNS(ソーシャルネットワークサービス)の強化が必須」「世界的にファンがいる進撃の巨人などとグッズのコラボをしてはどうか」などの意見が出た。子どもだけではなく、高校生や大学生など若い世代へのサッカー教室なども提案された。
 生口GMは「取り組めることからやりたい」と話した。
 各班の提案に対して、アイデアの秀逸性、プレゼン資料の完成度、プレゼンの仕方の3つの項目で評価した。A班は、女性目線で若い女性をターゲットにしたアイデアが1位に選ばれ、ヴェルスパからプレゼントが贈られた。