別府溝部学園高校(佐藤清信校長)の食物科3年生42人の作品展示会が21日午後2時、同校で家族を招いて行われた。
前回は統一したメニューをみんなで協力して作り、保護者や中学の恩師に振る舞ったが、今回は、一人ひとりが自分の親などのためにメニューを考え、3年間の集大成を披露した。
午前6時から、グループごとに調理を実施。学んだ技術を使って、ローストビーフ、天ぷら、ステーキ、ハンバーグ、グリルチキン、茶碗蒸し、巻寿司の他、プリン、ケーキ、石垣もちなどのスイーツも含めたフルコースを和、洋、中の中から得意分野で作った。
それぞれの料理には「3年間の集大成」「いつもありがとう」「家族の好物」「ママの味」などのタイトルがつけられ、家族へ感謝の気持ちを伝えた。
我が子と向き合って座り、同じ料理を食べた保護者は「おいしい」「こんな料理が作れるようになるなんて」と感慨深げだった。