日出町・日出町社会福祉協議会・日出町老人クラブ連合会は「第18回日出町福祉健康推進大会」を24日午後2時、日出町中央公民館で開催した。
国歌斉唱後、主催者を代表して本田博文町長が「今大会は福祉・健康・子育ての各分野において、他の模範となる行動をされている方々に感謝の意を表するとともにダイヤモンド婚や金婚を迎えられたご夫婦をお祝いすることを目的として開催しています。新型コロナが地域社会にもたらした社会的孤立や生活困窮の深刻化、高齢者の健康や介護の問題、児童虐待など様々な地域課題が顕在化してきました。本日表彰を受ける皆さんは、それぞれの分野の中で試行錯誤しながら献身的な活動を継続され、地域福祉の向上などに尽力されてきました」とあいさつ。
続いて、本田町長から▽ダイヤモンド婚17組▽金婚43組▽明るい子育て支援大賞1人1団体▽明るい高年賞2人▽老人クラブ指導者功労賞2人▽長寿健康賞6人▽健康づくり功労賞2団体―の7賞、本田日出町社会福祉協議会会長から▽民生委員・児童委員功労者3人▽社会福祉施設職員功労者2人▽社会福祉事業協力者・団体▽社会福祉事業奉仕者・団体▽社会福祉協議会会長感謝状―の5賞、河野正光日出町老人クラブ連合会長から▽優良老人クラブ賞▽老人クラブ功労賞―の2賞がそれぞれ贈られた。
来賓の工藤健次日出町議会長、三浦正臣大分県議会議員が祝辞を述べた。
受賞者代表の野﨑一郎さんが「栄えある表彰をいただき、光栄に思っています。努力がこのような形で認められて大変うれしく思います。福祉系の団体などの会員やメンバーが減少し高齢化しています。それが団体や会の消滅につながると危惧されています。人が健康で長生きするには、人との交わりが大切と指摘されています。その交わりを深くする場所が失われようとしています。私たちもその解決のために、微力ながらお手伝いしたい所存です」と謝辞を述べた。
最後に藤本英示・日出町社会福祉協議会常務兼事務局長が大会宣言をし、終了した。
表彰者については、後日、掲載する。