大分県内18市町村で構成する、自衛隊協力会大分県連合会(会長、長野恭紘別府市長)は24日、別府市役所で令和5年度の幹事会と総会を開催した。約20人が出席。
総会では、長野別府市長が「思いを1つにして自衛隊をバックアップして、いざという時のために、これからも情報交換をしていきたい」とあいさつ。来賓の岡本文雄大分県防災局長、川間信太郎自衛隊大分地方協力本部長、古庄玄知、白坂亜紀両参議院議員が祝辞を述べた。
引き続き、川間本部長が防衛講話を行い、災害派遣の体験から学んだことについて話した。川間本部長は、東日本大震災をはじめ、山火事、雪山遭難、熊本地震など数多くの災害派遣に携わった。その経験から「隊員は責任感と使命感で働いているので、心身の健康面にも気を配ることが大切。正しい情報を収集し、分析することが大事だと思う」と話した。
議事に入り、令和4年度の事業・決算・監査報告、5年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。今年度も自衛隊の各種行事の支援・開催、防衛思想の啓発、隊員の激励、募集事務の支援、入隊予定者の壮行激励などを行う。