友好都市の烟台市から公式訪問団

長野市長を表敬訪問した
烟台市からの公式訪問団

 別府市と友好都市を結んでいる中国の烟台市から公式訪問団が来別し、11月29日午前9時45分、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 烟台市とは、1985年から友好都市となった。烟台市は、中国山東省にあり、人口は約710万人。産業都市として急発展しているが、環境の良さや景観がよく、観光地としても人気がある。これまで、相互の訪問団派遣や学生交流をしてきた。コロナ禍でも、別府市から烟台市にマスクを送るなど交流を継続してきた。
 別府市を訪れたのは、潘士友烟台市人民代表大会常務委員会副主任、焉冰・同民族橋務外事委員会副主任、秦立燕・商務局副局長、左亜林・対外友好協会副会長、ドン・ガン・外事弁公室アジア科長、龔敏・商務局投資促進課員。
 長野市長が「お互いに往来が出来ず、寂しい思いをしていましたが、コロナ禍でも多くの交流が出来たと思っています。さらに友好が加速することを願っています」と歓迎のあいさつ。
 潘副主任は「別府市から贈られた桜の木がすくすくと成長し、春にはキレイに咲き、観光スポットになっています。桜を見ると、烟台の人は別府市を思い出します。来年は、別府市制100周年と聞いています。100周年を契機に、友情をさらに深めたい」と述べた。
 表敬訪問後、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKと意見交換をし、別府市議会、市日中友好協会も訪問し、市内を視察した。