おおいた冬の事故ゼロ運動スタート

53人が出席した出発式
大分県交通安全協会別府支部
女性ドライバー協議会員らが街頭啓発

 別府警察署は「令和5年おおいた冬の事故ゼロ運動」がスタートした6日午前7時30分、出発式を同署会議室で執り行った。別府警察署、大分県交通安全協会別府支部、別府地域交通安全活動推進委員、別府市から53人が参加した。
 式では、後藤久典別府署長が「別府市内の交通情勢は人身事故の件数は昨年より減少しているものの、9月、10月と死亡事故が発生し累計の事故死者数は3人となり、昨年を1人上回っています。物損事故は昨年より大きく増加しています。児童が通う通学路や通行車両の多い幹線道路において積極的な街頭活動を行っていただきたい。指導取り締まりに務めるように」。
 正成祐治別府署交通課長は「今運動の重点項目は4点あります。『飲酒運転の根絶』『横断歩道でのマナーアップ』『自転車等の安全利用』『夕暮れ時の交通事故防止』。夜間の大規模な検問を通じて、事故を起こさないように。重点4項目を念頭に取り締まり強化を」とそれぞれあいさつした。
 出発式終了後、駐車場に移動し、参加者の拍手に見送られながら白バイ、パトカー、大分県交通安全協会別府支部広報車が1台ずつ市内の巡回に出発した。
 続いて、参加者は別府署前と青山通りに「飲んだらのれん」などののぼり旗、「人も車も早めの合図」「脇見注意」などのプラカードを持ち、事故防止を呼びかけた。
 同日朝、県自動車整備振興会別府支部が若草町のレックスホテル前で行った街頭啓発活動を含めて、市内130カ所で約800人が参加した。