APUと杉乃井ホテルなど産学連携

世界の文化体験を楽しむブース
民族衣装を着たAPU学生が
ビュッフェレストランで特別メニューを提供

 オリックス不動産と立命館アジア太平洋大学(APU)、別府温泉杉乃井ホテルの産学連携イベント・マルチカルチュラルフェスティバル(MCF)2023「ワールドホリデーフェスティバル」が9、10日に杉乃井パレスを中心に開催され、多くの人で賑わった。
 異文化体験イベントとして昨年から実施しているもので、2年目となる今回は、世界の年末の長期休暇やクリスマスなどをテーマに行われた。
 「ホリデーブース」では、日本のお茶席、竹細工体験や、タイやインドなどの折紙やお正月を祝う文字などの体験ができ、訪れた人はAPU学生から母国のお正月の様子などを聞きながら、文化体験を楽しんでいた。ランタン作りでは、各国の伝統的なデザインや文字を使ったランタン作りが体験でき、完成したランタンを飾った。
 他にも、民族衣装を着た学生たちがパレードを行ったり、ナイトショーを開催。ワールドダイニング「シーダパレス」とテラス&ダイニングSORA」では、世界の伝統料理を民族衣装を着た学生が提供のお手伝いをした。
 APUの北村虹緒さん(20)は「準備はとても大変でしたが、楽しんでもらえている姿を見て、良かったと思います。国際学生も参加して実施できてうれしい」。鞍馬達也杉乃井ホテル総支配人は「多くの宿泊客や地元の人にお越しいただき、大変うれしく思います。来年以降も、産学連携のMCFを拡充させていきたい。学生から新しいアイデアや刺激をもらえた」とそれぞれ話した。