大分県東部保健所(内田勝彦所長)は、令和5年度薬物乱用防止に功績のあった団体への表彰伝達式を11日午後1時、同保健所で開催した。
長年にわたり、薬物乱用防止活動に尽力している人や団体を表彰するもの。今回は、別府中央ライオンズクラブが厚生労働大臣感謝状、日本ボーイスカウト別府第9団、ガールスカウト大分県第15団が医薬局長表彰を受けた。表彰式には、別府中央LCとガールスカウトが出席した。
別府中央LCは、平成18年から「薬物乱用防止『6・26ヤング街頭キャンペーン』」に参加し、令和元年からは中学校で薬物乱用防止教室を実施している。
ボーイスカウトとガールスカウトは、平成15年からヤング街頭キャンペーンに参加し、薬物乱用防止を呼びかけるとと共に、募金活動にも熱心に取り組んでいる。
内田所長が表彰状と記念品を手渡して「街頭啓発に毎年参加していただき、感謝します。ニュースでご存知のように、自宅で大麻を栽培したり、違法薬物の使用などがあり、行政だけでは対応が難しい。意識の高い皆さんに協力していただき、ありがたく思っています。今後もご支援をいただき、一緒にやっていきたい」とあいさつ。
別府中央LCの後藤俊介会長が「これからも地道な活動を続け、正しい薬の使い方を知ってもらえるようにしたい」。ガールスカウトの河邉史子リーダーは「子どもたちが地道に続けてきた活動を評価していただき、ありがとうございます。この賞を励みに、これからも頑張ります」とそれぞれお礼を述べた。