公立の小・中学校で終業式

2学期のがんばったことなどを発表した
松川峰生緑丘地区青少年育成協議会長らが
児童にクリスマスプレゼント手渡す

 別府市の公立小・中学校で2学期の終業式が22日、行われた
 市立緑丘小学校(小川高哉校長、293人)では、体育館に全校生徒と緑丘幼稚園児が集合した。
 「2学期頑張ったこと、3学期に頑張ること」を6年生の河野修也さんが「2学期頑張ったことは運動会。運動会で団長になりました。憧れの団長になったが、実際にやってみると大変でした。大きな声を出す、振りを覚える、動きをそろえる、なにより全校の半分をまとめることは大変でした。団員のみんなや白組のみんな、先生の支えにより頑張ることができました。3学期に頑張りたいことは、最高学年として当たり前のことを当たり前にできることです。よい姿を残して卒業したいと思います」。
 3年生の後藤里緒さんが「1つはスマイルグリーン集会です。折り紙でたくさんの飾り付けをしました。2つ目は運動会。熱い中、優勝できたのでうれしかったです。3学期頑張りたいことは、1つ目は学力テスト。ケアレスミスをしないように見直しをしっかりとしたいです。2つ目は、算数や国語の授業。3学期は勉強が難しくなるので、しっかりと勉強に取り組みテストで良い点を取りたいです」とそれぞれ発表した。
 続いて、小川校長が「4年ぶりにスマイルグリーン集会をしました。コロナ前に行っていたもので、皆さんが何をしようか考えて、皆さんが運営しました。これから大きくなるときに自分たちで考えることがいっぱいあります。明日から冬休みなので、日本の伝統文化を経験してください。お正月の行事を何か一つを調べてみてください。17日間の冬休み、ケガのないように安全に過ごしてください」とあいさつ。
 校歌斉唱後、生活指導の先生から、冬休み中の注意事項などが説明された。
 また同校では午前11時、緑丘校区青少年育成協議会、緑丘小学校学校運営協議会、PTA、同校が共催、吉見文栄堂が協力し、全校児童にノートや鉛筆などの文房具をクリスマスプレゼントとして各学年の教室で贈った。
 プレゼントを受け取った児童らは「サンタさんが来て、びっくりした」「プレゼントもらえてうれしい」などと満面の笑顔を見せた。
 プレゼントを手渡した松川峰生緑丘校区青少年育成協議会長(市議)は「インフルエンザが猛威をふるっていることもあり、今年度もどんど焼きを中止としたので、このクリスマスプレゼント企画を子どもたちのために行った。今回で3回目のプレゼントで、恒例にしたい。子どもたちから元気をもらっているし、渡したときの子どもたちの目がキラキラしており、本当に渡して良かったと思える」と話していた。