令和6年別府市新年祝賀互礼会が9日午前11時、ビーコンプラザで開催された。約千人が参加。別府市、別府市議会、別府商工会議所、別府市観光協会、別府市自治委員会主催。
はじめに、令和6年能登半島地震で亡くなった人へ黙とうを捧げた。西謙二別府商工会議所会頭が開会のことばを述べた。歌手の、ゆあさみちるさんが国歌と「1月1日(年の始め)」を斉唱。
長野恭紘別府市長が「今年の祝賀会は、観光業が大部分を占める本市の特徴として、初めての試みで最大限日程を下げ、本日行うことになりました。観光需要の平準化、安定した雇用などの課題に対し、別府市として出来ることをしていきます。未来に向けた施策に取り組み、輝かしい別府の未来に向け、市民が心の底から幸せを実感できる別府市づくりにまい進することを改めて決意しました。特に、新湯治・ウェルネスツーリズムについては、世界規模で成長する産業であり、別府市全体で取り組むべきもので、新・湯治といえば別府というブランドを確立することが、子や孫の世代が心豊かに過ごせることにつながるとおもいます。今年は、市制施行100周年という歴史的な節目の年です。市民総参加で歴史的な年にしましょう。昇龍のように飛躍する1年となることを祈念しています」と年頭のあいさつ。また、100周年事業の一環として、将棋の藤井聡太八冠の名人戦の誘致活動を行っていることを明かした。
加藤信康市議会議長の発声で乾杯、歓談をした。最後に、大平順治市自治委員会長の発声で万歳三唱をして締めくくった。