日出町の令和6年「二十歳のつどい」が7日午前11時、町中央公民館で開催された。対象は、平成15年4月2日から同16年4月1日までに生まれた人で、181人。
本田博文日出町長が「皆さんが生まれた年は、市町村合併で県内58市町村が18になった年です。小学校に入る頃には、リーマンショックがあり、日本経済も大きな影響を受けました。成人となり、権利と自由は大きくなった一方で、義務や責任も大きくなりました。これから、多くの選択を自分でしなければいけません。みんながやっているからと安易なことをせず、面倒でも自分で考え、勇気を持って決断して自らの道を歩んで下さい」と式辞。
恒川英志教育長が教育委員会からのメッセージを読み上げ、本田町長が中坂和樹さんに記念品を手渡した。
来賓の七藏司雅巳県東部振興局農山漁村振興部長(知事代理)、工藤健次町議会議長、三浦正臣県議が祝辞を述べた。
「二十歳の誓い」として、麻生莉央さんが「理想どおり、計画どおりに生きていくのは難しい。そんな中でも一歩一歩前進していかなければいけません。自分で決めた道なら、どんな困難にぶつかっても乗り越えることが出来ると思います。自分らしく生きていきましょう」。甲斐翔太郎さんは「社会で求められる人材は、大きく変わっています。自分で課題を見つけ、解決するために主体的に行動ができる人が求められています。失敗を恐れずに、チャレンジしていくことを誓います」とそれぞれ語った。
久保田哲生さんが「社会の一員として、笑顔、優しさ、向上心を胸に社会に貢献できるように、日出町の担い手となれるようになりたい」と謝辞を述べた。
引き続き、地区ごとに記念撮影をして、第2部は、実行委員会企画が行われた。参加者は、久しぶりに会う友人と写真を撮ったり、近況報告をするなどして盛り上がった。