別府競輪で優勝の高橋義秋選手

高橋選手が使用している自転車に
子どもたちを乗せて触れ合った

 別府競輪と日本競輪選手会大分支部は、地元レースで高橋義秋選手(37)が優勝したことを受けて、上人仲町の聖人保育園(浅尾夏江園長)にミッフィーの絵本10冊を寄贈した。今年度から実施している取り組みで、別府競輪でオランダ王国友好杯を開催しているため、オランダ生まれのウサギの人気キャラクター・ミッフィーの絵本をプレゼントしている。
 高橋選手は、A級1班に所属する選手で、デビューは2009年の別府競輪場でのレースだった。今回、12月14日から16日に開催された「別府けいりんFIミッドナイトWINTICKET MN競輪」に出場。初日、2日目は2着だったが、最終日に1着となり、優勝を飾った。
 子どもたちが「優勝おめでとう」と声をかける中、実際に使用している自転車を持って高橋選手が登場。子どもの代表に絵本を手渡して、自転車に乗って走る姿を披露。子どもたちは「格好いい!」「早い」「(普通の自転車と)形が違う」と大ハシャギ。自転車に触らせてもらったり、乗せてもらったりした。
 最後は全員がハイタッチをして、園庭に出て「バイバイ」と高橋選手の車が見えなくなるまで手を振っていた。
 高橋選手は「競輪を通して、地元に貢献を少しだけど出来て、うれしく思います。自転車に触れてもらったことで、競輪を身近に感じてもらえればと思う」と話した。