令和6年度大学入学共通テストが13日から、全国864会場で一斉に始まった。14日まで。実施全国の志願者は49万1914人で、前年と比べ2万667人減。
大分県内は、大分大学、大分県立看護学校、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学の5会場で試験が行われ、3367人(対前年比80人減)が志願している。
別府大学会場では、369人が受験。控室から教室に移動した受験者は参考書などを見直したり、目をつぶり集中したり、心を落ち着かせようとする姿が見られた。試験開始のチャイムが鳴ると、受験生らは一斉に問題を解き始め、室内には問題を解く鉛筆の音だけが大きく響いた。
27、28日に追試験・再試験があり、▽インフルエンザ・ノロウイルス・新型コロナウイルス感染症・風邪・負傷により試験を受験できない▽試験場に向かう途中の事故により受験できない▽その他やむを得ない事由(両親などの危篤・死亡、自宅の火災など)により受験できない―が追試験の対象となる。大分県内は大分県立看護科学大学で行われる。
13、27日は地理歴史・公民、国語、外国語(英語のみリスニングあり)。14、28日は、理科①、数学①、数学②、理科②の順番で行われる。