日出町と株式会社かんざし(秋山匡秀代表取締役社長、東京都)は、17日午後1時、町役場で観光連携に関する協定を結んだ。
「かんざし」は、旅館・ホテル、飲食店、地域企業への業務効率化DXツールの提供、地方自治体と観光・観光プロモーションなどの取り組み、送客、交流人口活性化の国内旅行ウェブ予約サイトの運営などをしている。
昨年2月に行われた大阪商談会をきっかけに、かんざしの親会社である株式会社エアトリと連携を図るようになり、令和5年度の観光庁事業での情報発信などで親交を深めてきた。日出町の観光課題である通過型観光からの脱却や情報発信の強化を相談する中で、かんざしから連携協定の提案を受けた。
相互に緊密な連携と協力を図り、それぞれが持つ観光情報を有効に活用することで、持続可能な観光の振興と地域の活性化を目指す。
本田博文日出町長と秋山社長が署名。本田町長は「観光の情報発信の強化が課題だったので、今回の連携はとても心強い」とあいさつ。秋山社長は「地域の魅力を知ってもらい、何度も来てもらうことが大事。今後、大きな魅力がある日出町と長く付き合い、多くの方に魅力を知ってもらえるよう取り組みたい」と述べた。