別府市温泉マネジメント計画策定検討委員会(斉藤雅樹会長、16人)は、23日午前10時、上下水道局会議室で令和5年度第4回委員会を開いた。
温泉資源の保護・活用に関する協議とマネジメント計画の素案に関する意見交換をした。計画は、総論、温泉資源の現状と課題、温泉資源管理の方向性、施策体系、まとめの5章で構成される予定。別府市民と事業者が全員参加で全員が持続可能な温泉資源の保護を認識した社会の実現を目指す。また、地下資源の保護や共同温泉のあり方などを掲げている。
委員からは「地下資源について、継続的な調査が必要」「未利用湯を出し続けることは、枯渇につながる恐れがあるのでは」「涵養林を守ることが大切」「魅力を伝えることで、若い世代も興味を持ち、地域のプレーヤーとなる」などの意見が出た。