大分県は20日、令和6年1月の宿泊客等の動向の速報値を発表した。1月は、40万2765人で、前年同月と比べて33・8%増となる見込み。新型コロナが5類に移行して初めての年始で、旅行等の需要が高まったことがうかがえる。コロナ禍前の令和元年と比べても、4・7%増となった。
日本人の宿泊客は、30万9471人(前年同月比21・6%増)。出発地別では、福岡県8万9012人(同23%増)、関東5万6403人(同16・7%増)、その他九州4万5131人(同24・4%増)、県内4万3563人(同11・1%増)、近畿3万1027人(同33・5%増)、中国1万8646人(同18・1%増)、中部1万3300人(同36・5%増)、東北・北海道5481人(同36・8%増)で、どの地域からも増加した。
外国人宿泊客は、9万3294人(同100・3%増)。出発国別では、韓国5万6903人(同76・7%増)、台湾1万3648人(同154・5%増)、香港1万165人(同254・4%増)、中国5315人(同725・3%増)、タイ3182人(同18・2%増)、欧米豪その他2266人(同90・3%増)など。
有料観光施設(29施設)の入場客は、42万4971人(同8・1%減)。屋内施設は35・6%減、屋外施設は8・9%増だった。