別府ラクテンチは明星小学校6年生48人を招いて「第77期卒業生一同記念植樹」を7日午後1時30分、同所で実施した。
新型コロナウイルスの影響で様々な行事がなくなったり、縮小されたりと我慢を強いられている子どもたちに、楽しい思い出を作ってもらおうと、2020年から行っており、今年で4回目となる植樹を行った。
植樹式の初めに、西貴之(株)ラクテンチ代表取締役社長が「今回の植樹が皆さんの小学校時代の思い出となり、大人になったとき、小学校生活が思い出せるように桜の木を植えて貰えればと思い、開始しました。思い出を作り、今日一日を楽しんでください」。
続いて、米持武彦校長は「コロナの間、皆さんは我慢してきました。皆さんが大人になったとき、子どもと一緒に来て『これを植えたんだよ』と話せる日を夢見て、植えてください」とそれぞれあいさつし、植樹指導員による植栽説明、注意事項があり、植樹を開始した。
児童は5班に分かれてゴーカートコースの各所に河津桜5本、寒緋桜5本の計10本を植樹した。
増田理久さん(12)は「どんな風に植えるか、どの位の深さを掘るのかが分からなかったところが難しかった。優しく土をかぶせて楽しかった。どんな桜が咲くか楽しみで、来年見に来たい」と話した。
植樹終了後、別府ラクテンチから6年生に対して乗り物乗り放題の権利がプレゼントされ、児童らはジェットコースターやゴーカートなどを楽しんだ。
明星小学校では、15日に卒業式が行われる。