第110回別府八湯温泉まつりが1日、開幕した。
開会奉告祭が午前8時、拝殿などで執り行われて、長野恭紘別府市長兼別府市観光協会長、岩屋毅衆議院議員、加藤信康別府市議会議長、西謙二別府商工会議所会頭ら25人が出席。
温泉まつり開会と温泉感謝の祝詞を挙げた神日出男宮司をはじめ、長野市長、岩屋衆議院議員、加藤市議会議長、西別府商工会議所会頭、木村大成別府市旅館ホテル組合連合会専務理事、小林直基陸上自衛隊別府駐屯地第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令ら19人が玉串をささげた。
続いて、扇山火まつりで用いられる御神火の採火式が執り行われた。
神職が火鑽杵と火鑚臼で御神火をつけ、種火が木箱に収められた。
出席した荒木秀登・扇山採草組合長は「市制100周年、温泉まつりは110回という節目を迎えるので、立派な素晴らしい火まつりができればと考えています。今回は自衛隊のグラウンドから210発の花火が打ち上がるので、より多くの人に火まつりと花火の共演を楽しんでほしい」と意気込みを語った。
権藤和雄実行委員長は「令和6年は温泉まつりが110回、別府市制は100年となります。温泉まつりは7日まで一週間あり、多くのイベントがあります。各地域の祭り、記念の別府ばやし、ブルーインパルスの飛行、日曜日の総パレードがあり、湯ぶっかけまつりではお湯の210㌧用意しています。この1週間、別府の温泉の恵みに感謝し、別府市民の皆さんの幸せと多くの観光客の安全を祈念し、そして多くの人が楽しんでください」と話した。