別府市制100周年記念事業実行委員会は、「100年後に残したい別府の風景」写真公募展を5月6日まで、市内4カ所で行っている。
募集は、昨年10月2日から今年1月4日まで行われ、174人から321点の応募があった。グランプリ1点、優秀賞2点、特別賞10点が選ばれた。グランプリは、佐伯市の星野憲一さんが撮影した「別府夜色(べっぷやしょく)」。高崎山をバックに、鉄輪の湯けむりが立ち昇る別府の美しい夜景を写した。特別賞の10点は、郵便局が独自に選出し、記念切手シートとして、5月以降に発行される予定。
展示場所は、JR別府駅コンコース内の特設会場、ゆめタウン別府3階エスカレーター横デジタルサイネージ、別府湾サービスエリアMurata Timehillsアルテジ棟、別府市創造交流発信拠点「トランジット」。また、時期は未定だが市内7カ所の郵便局でも展示予定。グランプリ以外の入賞者は次のとおり(敬称略)。
▽優秀賞=「奇跡の四重奏」稲尾隆(別府市)、「初日の出(鉄輪温泉の湯けむりと共に)」中西春樹(別府市)▽特別賞=「黄金色に染まる明礬」吉田巧(別府市)、「別大マラソン」吉田巧、「別府火祭り」田中実(大分市)、「冬の花火」宮本龍之(同)、「別府タワーと日々の暮らし」安藤広将(別府市)、「春風」甲斐栄次郎(竹田市)、「別府の台所」進藤耕一(福岡県北九州市)、「ゆけむり展望台」大隈みき(福岡県久留米市)、「絶景の内成棚田」中津留奈月(別府市)、「地獄の噴煙」植田敬治(由布市)