公立の幼・小・中学校で終業式

南勇輝さんと安部栞菜さんが2学期の思い出などを発表した

 別府市内の公立幼・小・中学校は2学期の終業式を24日、行った。25日から来年1月8日まで、17日間の冬休みが始まる。
 市立石垣小学校(佐藤元昭校長)では、473人の児童と石垣幼稚園児39人が体育館に集合し、午前8時50分から終業式を挙行した。
 佐藤校長が「人間は1人では生きていけません。学校で、人と関わり合い交流する練習をしています。目を見て、顔を見て話せる大人になって下さい。12月31日までに、お世話になった人に『ありがとう』を伝えて下さい」とあいさつした。
 児童を代表して、2学期に頑張ったことと3学期への決意を南勇輝さん(2年)が「算数では、三角形と四角形の直線を引くのが難しかったです。家で練習をしたおかげで、100点が取れました。道徳では、ワークシートからはみ出るくらいの長い文章を書きました。1学期より頑張ったと思います」と述べた。また、3学期の目標は「清掃活動と習い事の水泳を頑張りたい」とした。
 安部栞菜さん(4年)は「運動会のダンスを頑張りました。最初は難しく練習しているとき、本番まで覚えられるか心配だった。練習した結果、覚えられて良かったです。また、盲導犬と一緒に暮らしている人に会いました。どうして盲導犬に服を着せているか疑問に思ったので聞くと、毛が抜けないようにしていることが分かりました」などと話した。また、冬休みに頑張りたいこととして「割り算の筆算、漢字を練習します」と述べた。
 全校生徒で校歌を合唱し、終了した。生活指導の先生から、冬休みの過ごし方について説明があった。
 児童は各クラスに戻り、授業を受けて、給食後に大掃除した。その後、通知表を受け取り、午後2時に下校した。

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