別府市の平成30年観光動態を発表

 別府市は、平成30年の観光動態を24日、発表した。総数は904万3095人で、前年と比べ2・7%増加した。
 日帰り客は652万441人(前年対比4・1%増)、宿泊客数は252万2654人(同0・9%減)と、宿泊客は微減したものの、全体としては増加している。
 外国人観光客数は、これまで別府市外国人旅行者統計研究会からの資料を基に宿泊客数を算出して、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKのBIP事業部と大分県国際観光船誘致促進協議会からの提供資料を基に日帰り客数を算出していた。平成30年からは、観光予報プラットフォームからの提供資料により宿泊客数を算出する方法にデータ取得方法を変更したため、宿泊客数や総数の比較は出来ないが、外国人観光客は77万3676人で、一番多いのは韓国42万8443人、台湾9万3732人、中国9万2842人、香港7万9545人、タイ1万6955人となっており、アジア地域で全体の95%以上を占めている。
 外国人客の宿泊客数は、66万3839人で、韓国が60%以上で、台湾、香港、中国、マカオと続いている。
 観光庁作成による「共通基準による観光客統計」での大分県の速報値を活用して算定した1人当たりの消費額は、日本人の宿泊客では2万3250円(同4・9%減)、日帰り客は4683円(同9・3%減)。外国人の宿泊客は1万9469円(同40・6%増)、日帰り客3576円(同6・1%増)となっている。
 主要観光施設の入込客は、495万5921人で、前年対比7・3%増だった。

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