南須賀保育園に絵本贈る

地元レースで優勝した阿部選手が子どもたちと
一緒にプレゼントした絵本を楽しんだ

 日本競輪選手会大分支部(安東英博支部長)は、地元レースで大分支部所属の阿部将大選手(27)が優勝したことを受けて、南須賀保育園(三ケ尻裕己園長)に絵本10冊を寄贈した。
 昨年度までは、別府市と共催で競輪場のある亀川地区周辺を中心に絵本をプレゼントしてきた。選手たちにとっても、優勝して子どもたちに絵本を贈ることが1つのモチベーションとなり、地元レースで優勝する選手が増えたことから、選手会が独自で継続していくことになった。
 阿部選手は2020年に小倉でデビュー。現在は、S級1班。4月21~23日に開催された「第1回前節FIナイターシンTIPSTAR杯」と5月23~25日に開催された「第1回後節FIナイター第17回ヤクルト杯」で優勝。それぞれ、初日から最終日まで1着をゆずらず、強さを見せた。
 南須賀保育園では、0歳から5歳までの園児約30人が阿部選手を出迎えた。阿部選手が園児の代表に絵本を手渡して「私も子どもがいるので、子どもたちが喜んでくれるのはうれしいです。今後も、優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。絵本をたくさん読んで下さい」とあいさつした。
 絵本は選手会大分支部が選んだもので、園児はさっそく輪になって先生に読んでもらった。最後に園児から本の形をしたお礼のメッセージカードがプレゼントされた。
また、14日が阿部選手の誕生日ということで、サプライズで歌と手作りメダルを贈った。阿部選手は、少し照れながらもうれしそうに園児たちとハイタッチをした。