別府大学は「2024年度トップマネジメント講話」の第9回を12日午後1時、同大学32号館400番教室で開催した。
講師は、大分みらい信用金庫の森田展弘理事長。テーマは「地域活性化と求められる人材像」。
信用金庫の特徴として「『地域の方々が利用者・会員となって、お互いに助け合い、地域を繁栄させていく』という想いから誕生した『相互扶助』を理念とする共同組織金融機関。金融組織性、地域性、中小企業専門性がある」と説明。
大分みらい信用金庫は、大正11年4月12日に創立し、2022年に創立100周年を迎えている。
同金庫の規模として、預金積金と貸出金の合計は大分県内の信用金庫で1位、九州の26信用金庫で3位となっている。
大分県企業メーンバンク動向調査では、メーンバンク社数は県内3位で、信用金庫ではトップ。
そのほか、金庫名の変遷、参画経営、業務内容、支援事例などを説明した。
聴講した学生は、熱心にメモを取った。
同講話は水曜日午後1時から午後2時30分、同大学で行われており、一般も聴講無料で参加できる。