小学6年生以下で行う少年サッカー大会「エフキャンプ」が12月21、22日に別府市の実相寺サッカー競技場で開催されることに伴い、主催者の落合謙翔CAPTAIN FIVE代表と元日本代表の金崎夢生選手(FC琉球)が12日午後4時15分、別府市役所を訪れた。
「エフキャンプ」は、昨年に愛媛県と静岡県で開催され、今回で2年目。すでに愛媛大会は終了し、今後、北海道、福島、静岡、大分、宮崎、大阪の各大会を実施予定。元日本代表選手やサッカーユーチューバーなどがゲストで参加して、大会の合間に様々なイベントを通して子どもたちに「本物」を体験する機会を提供。スポーツ専用AIカメラをはじめとしたスポーツ界で話題になっている最先端の技術を優勝景品として提供するなど、子どもたちのサッカー環境の整備にも貢献する。
落合代表は「別府から世界に飛び出していくような人材を育成したい。プロを目指す多くの子は、地元を出てしまう。地元でプロになれるような環境があることが大切だと思っています。県外の強いチームも招くので、大会をきっかけに試合が出来ればと思います」とあいさつ。
大分トリニータに所属経験もある金崎選手は「名古屋グランパスに所属していた時、別府でキャンプをしてその年に優勝することが出来た、思い出のある場所。そこでこういった大会が出来るのは、うれしい。子どもたちとサッカーが出来れば」と話した。阿部万寿夫副市長は「夢が広がりますね」と答えた。