「別府大学国際セミナー2024」の2週間、3週間コースの開講式を17日午前10時、同大学メディア教育・研究センターで開催した。
同セミナーは、別府大学と友好関係にある東アジアの大学生や高校生が別府大学に集まり日本語を学ぶとともに日本文化の理解を深めることが目的。1986年以来38年間にわたり開催しており、12年間は年2回実施していることから今回で50回目。これまで、中国、台湾、韓国だけでなく過去にタイやロシアからも参加しており、延べ約5千人が来校している。
この日は、韓国の大邱カトリック大学校11人、威徳大学校6人、国立順天大学校5人、中国の上海工商職業技術学院9人、蘇州農業職業技術学院7人、台湾の新民高級中学11人、稲江高級商業職業学校10人、宏国徳霖科技術大学10人の計69人が出席した。
友永植別府大学・別府大学短期大学部学長が「各国の若い人々に日本の風土や文化を理解してもらう機会であり、参加した皆さんが国の垣根を超えてお互いに交流する良い機会となります。これからもっとも暑い時期になります。日々の健康に気をつけて、2週間あるいは3週間のセミナーを楽しく有意義に過ごしていただくことを願っています」と歓迎のあいさつ。
続いて、引率者を代表して上海工商職業技術学院の倪水兵(ゲイ・スイヘイ)先生があいさつした。
続いて、各学校の引率者が紹介され受講生が起立し礼をした。また同大学の出席者と教員が紹介された。
その後、オリエンテーションがあった。
今後は基本的には午前中に日本語の授業を行い、午後は日本文化体験学習。県内の観光施設訪問、華道・茶道・書道などの体験をする。また同大学の学生・佐伯豊南高校との交流を予定している。
同セミナーの期間は、7月17日から27日(滞在期間16日から29日)の2週間コースと17日から8月3日(滞在期間7月16日から8月5日)の3週間コースがある。