上野選手エースとして活躍

市役所正面玄関に
銅メダルを祝う看板を設置した

 別府市は2日午後5時過ぎ、別府市出身のフェンシング女子日本代表・上野優佳選手(22)=エア・ウォーター所属=が出場したパリ2024オリンピック女子フルーレ団体で銅メダル獲得に伴うお祝い看板を正面玄関入口に設置した。
 女子フルーレ団体は、上野選手のほか、東晟良選手(24)、宮脇花綸選手、菊池小巻選手(27)の4人で臨んだ。準決勝でイタリアに負けたものの、3位決定戦でカナダに33ー32で勝利し、銅メダルを獲得した。フェンシング競技の女子で個人、団体通じて初めてのメダル。上野選手は、メンバーの中で最年少だったが、エースとして日本チームを引っ張った。
 看板は、縦1・2㍍、横6㍍で「祝 銅メダル パリ五輪フェンシング女子フルーレ団体別府市出身 上野優佳選手」と書かれている。8月末まで設置する予定。
 また、長野恭紘別府市長は「上野優佳選手、パリオリンピックフェンシング日本女子フルーレ団体初の3位銅メダル獲得、誠におめでとうございます。上野選手及び関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。日々の努力によって鍛え上げられた技術と精神力が実を結んだ瞬間に日本中が大きく沸きました。なかでも、3位決定戦での上野選手の活躍は、別府市民にたくさんの元気と勇気を与えてくれました。別府市民を代表して心からの祝福と敬意を表します。おめでとう!上野選手!」とコメントを発表した。