高円宮賜杯全日本少年野球大会出場へ

初の全国大会出場を市長に報告した別府大平山少年野球部

 別府大平山少年野球部が、15日から21日に東京都で開催される「高円宮賜杯第44回全日本少年軟式野球大会」に初出場することになり、6日午後5時、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 マクドナルド・トーナメント大分県予選大会に出場し、決勝戦で吉弘野球スポーツ少年団と対戦し、別府勢の戦いを3ー0で制して、出場権を獲得した。高円宮賜杯は、「小学生の甲子園」とも呼ばれている大会で、全国から51チームが出場する。初戦は、京都代表の西城陽MVクラブと対戦し、勝利すれば2回戦は神宮球場での試合となる。
 今宮美智雄監督、安部恵市立大平山小学校長、後藤一彦別府市軟式野球連盟会長、コーチの今宮一子さん、後藤孝清さん、大石賢二さん、横山裕一部長、選手らが出席。今宮監督が「6年生が多く、野球が大好きな子が多いチームです。決勝戦では、楽しくやろうと話しました。全国大会では、全力で頑張って1つ勝てば神宮球場で試合が出来るので、そこを目指して頑張りたい」とあいさつ。
 長野市長は「暑い夏に向かって一生懸命努力し汗を流してきた証がこの結果につながっていると思います。監督をはじめ、コーチ、保護者などが皆のために沢山サポートしてくれていることを忘れないでほしい。楽しく、生き生きとプレーをすることが一番だと思います。憧れのグラウンドで100%の力が出せるように頑張ってほしい」と激励し、スポーツ奨励金を手渡した。
 山下啓太主将が「大分県代表として出場するので、少しでも多く勝てるように頑張ります」と力強く決意表明をした。