身近で重要な社会インフラ

市役所周辺を歩いて回り、清掃活動を行った

 別府市の技術系職員で構成する、別府市建設技術協会(会長・山内佳久建設部長)は9日午後5時15分、市役所周辺などで「道の日」の清掃活動を行った。約60人が参加。
 「道の日」は、大正9年8月10日に日本で最初の道路整備についての長期計画である「第1次道路改良計画」が実施されたことを受けて、国土交通省が、昭和61年に8月10日を「道の日」と制定した。
 道路は、国民生活に欠くことができない基本的な社会資本だが、身近ゆえに重要性が見過ごされがち。道路の意義・重要性について関心を持ってもらうのが目的。
 市役所中庭に集まり、長野恭紘別府市長が「能登半島地震で、道路が使えないことがいかに大変かを知った。コロナ禍などもあり、5年ぶりの実施。勤務終了後ですが、ケガのないように活動をしてほしい」とあいさつ。
 5つのグループに分かれて、市役所周辺やJR別府駅周辺を清掃した。燃えるゴミと燃えないゴミを分別しながら拾い集めた。
 また、都市整備課は、別府駅で清掃活動をしながら、啓発グッズを配って8月が「道路ふれあい月間」であることをPRした。