なつやすみ親子竹細工体験に21組42人

2種類の竹笛を作る児童ら

 別府市竹細工伝統産業会館の「なつやすみ親子竹細工体験」が10~12日午前、同会館で開催された。
 第1回目の「2種類の竹笛作り」を10日午前9時、行い、小学1年生から中学生まで児童・生徒と保護者の10組20人が参加した。
 杵築市在住の伝統工芸士の大谷良三さんが講師を務め、参加者は丁寧にふくろう笛とうぐいす笛を作っていった。
 途中、吹き口の位置を調整するため、参加者は吹きながら試していた。その後、大谷さんが一人ひとりの笛を接着していった。
 完成した笛を手にした女児は「良いのができた。友だちに自慢する。チューリップを吹きたい」と話した。
 製作体験終了後、展示作品の見学ツアーを行った。
 11日は「竹風鈴作り」を小学4年生から中学生を対象に9組18人、12日は「竹コースター作り」を小学6年生から中学生を対象に2組4人が行った。