小・中学生が起業体験プログラム

ボードゲームを通じて、
起業について学ぶ子どもたち

 一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINK(堀景代表理事)は、20、21日に北浜のコットンウッドで、小・中学生を対象とした「起業家体験プログラム~未来の社長になるキミへ・お金の流れを学ぼう!~」を実施した。
 子どもの頃から、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育むことで、将来、起業をしなくても自分を創りあげる心(チャレンジ精神、探究心)、自分を創りあげる力(実行力、判断力)を養うことで、子どもたちの未来の可能性を広げる。運営は、スタートアップポップコーン株式会社が行い、大分みらい信用金庫がサポーター企業となった。2部構成で実施。
 21日の第1部には10人が参加。スタートアップポップコーンが作った起業家体験ボードゲームをした。ボードゲームは2種類で、まずはお金をポイントを貯めて起業の準備をする。21種類の職業があり、3つのカテゴリーに分けられている。ポイントとお金が貯まると、起業し、会社を経営する中で起こる様々な課題を乗り越えていく。
 子どもたちは、自分がどんな会社を経営したいかを考えながら、計画的にお金とポイントを貯めて会社を作った後も試行錯誤しながら、倒産をしないように考えながら取り組んだ。
 第2部は、既存のビジネスの収益モデルを紐解いて、理解するための「ビジネスモデルゲーム」で知識を深めた。
 今後、アントレクス事業を展開し、未来を担う若い世代へ起業家精神を育てる機会を提供する。