大分県民スポーツ大会に44競技で出場

代表宣誓をするバレーボールに出場する
黒佐早姫主将

 第77回大分県民スポーツ大会の別府市役員・選手団の結団式が21日午後6時、ビーコンプラザレセプションホールで実施した。大会には本部役員12人、監督・選手626人の計638人が出場する。
 大会は9月7日から9日の3日間を主日程とし、一部競技は会期前に開催する。実施競技は44競技で、競技会場は12市2町及び県外。大会スローガンは「輝く汗、光る笑顔、県北から広がれ、スポーツの輪」。
 式では、別府市スポーツ協会理事長でスポーツ推進課長の豊田正順さんが開式のあいさつ。団長の長野恭紘別府市長兼別府市スポーツ協会会長から総監督の廣田巌・市スポーツ協会副会長に団旗が授与され、長野団長から各部代表者に部旗が授与された。
 長野団長が「先ほど、それぞれの競技部ごとに団旗を渡し、悪書をさせていただきました。皆さんの気合が入った、気持ちのこもった顔をしていました。皆さんが今まで努力をして頑張ってきた気持ちがひしひしと伝わる結団式となりました。皆さんの頑張る姿を見て『私も頑張ろう』という希望と勇気を与えてもらっています。大会は真剣勝負ですが、皆さんのベストを、練習の成果を発揮することが第一。ケガもなく、ベストコンディションで、ベストの成績を修めてください」とあいさつ。
 加藤信康別府市議会議長が「猛暑の中、大会をめざして非常に苦しい練習をしてきたと思います。市民スポーツの向上、技術の向上、次に続く子どもたちの育てていただいている皆さまに、深く感謝を申し上げます。日ごろの鍛錬の成果を発表する場です。十分に発揮して、国体、世界に進出する選手が出てくることを期待しています。この大会で、素晴らしい成果を出していただきますことを、心から祈念します」と激励のことば、廣田総監督が「結団した選手一同、より一層気が引き締まり、責任の重さを感じています。昨年も各部の健闘により、二位の座を守ることができました。今年こそ大分市の牙城を崩し、悲願の優勝をめざして、別府市民に夢と感動を、そして家族、職場の仲間に感謝し、期待に応えられる成績を修められるように、あと一本、あと一点まで頑張っていきます」と謝辞をそれぞれ述べた。
 代表宣誓を女子バレーボール部の黒佐早姫主将が「私たち別府市選手一同は、仕事や学業と両立しながら、日々、仲間たちとともに練習を励んできました。その練習の成果を十分に発揮し、昨年よりも上位をめざし、最後まで諦めず全力で競技することを誓います」と力強く行った。
 豊田理事長が閉式のことばを述べた。