南立エンジョイ倶楽部3世代交流餅つき大会

クラブ員、児童、親子で餅つきを行った

 総合型地域スポーツクラブ「南立エンジョイ倶楽部」(佐藤哲朗会長)は3世代交流餅つき大会を27日午前9時、西部地区公民館会議室で開催し、会員、近隣住民ら100人が参加した。
 子どもたちに日本の伝統文化を伝える貴重な機会であり、また、人生の先輩たちが30、40歳代に餅つきを指導する場所にもなっている。
 蒸し上がった餅米120㌔㌘を、大人が杵でこねて準備完了。大人がテンポよく餅をつくと、児童らが「1、2、3」とかけ声をかけていた。また、会員の森山義治市議も一緒に餅つきをした。
 終了後、参加者につきたて餅が入った豚汁が振る舞われた。
 佐藤会長は「昔と比べて、今は餅つきをする機会が減少している。子どもたちには、良い経験になったと思う。伝統文化の餅つきを継承してもらえれば嬉しい。また、大人になったとき、この光景を思い出してくれたら、餅つき大会をした意味がある」と話した。
 餅つきをした秦野由紀乃さんは「最近は、臼と杵を使って餅をつくことは、なかなか経験できない。伝統にふれることができた」、あんこ餅が好きな息子の諭吉さん(8)は「ぺったん、ぺったんと餅をついたのが、面白かった。またしたい」とそれぞれ話した。

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