別府市議会議会改革推進研究会(阿部真一会長、7人)は22日午前11時、令和6年度第5回の研究会を開いた。
議会の裾野を広げる取り組みとして、市議会公式ユーチューブチャンネルの開設についてこれまで議論を重ねてきて、ガイドラインを作成し、配信のルールづくりの必要性について確認。
また、議会ハラスメント防止に関する取り組みでは、別府市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正し、規則として盛り込むことを最終的に確認。市議会議員はそれぞれがいわば“個人事業主”で、雇用関係がないものの、近年、議員同士や議員と行政職員との間でのハラスメント問題が報道されるケースが出ており、別府市議会としては、罰するためのものではなく、抑止するための規定として作成。阿部会長は「必要に応じて、柔軟に対応していけるようにしたい」と説明した。
研究会でまとめた意見は、議会運営委員会に報告をし、議運で最終決定を行う。また、ハラスメント防止については、すべての議員が対象となることから、全員協議会を開き、説明を行う方針。