馬場老人クラブ遊友会の誕生会

川端道徳大分県
歯科技工士会会長らが講演した

 馬場町老人クラブ遊友会(永尾福康会長)の「9月誕生会」が10日午前10時、同町公民館で開催し、約40人が出席した。
 永尾会長のあいさつ後、「健康と長寿」をテーマとした講演が行われた。
 講師は、同町在住の川端道徳・大分県歯科技工士会長、大分ユニオン歯科の尾崎千鶴、後藤香澄・両歯科衛生士の3人。
 3人は自己紹介後、歯の位置によって効果的な歯磨きの仕方、総入れ歯の人の口腔ケア、部分入れ歯の残歯の磨き方を説明。その際に使う歯ブラシなどをプレゼントした。
 川端会長は「昔は残っている歯や粘膜に負担がかかるため、寝る時は外すのが一般的でしたが、早朝に発生した阪神淡路大震災の際、入れ歯を使用していた多くの人が避難時に入れ歯を持ち出せずに、食事に苦労したという事例が多く報告されています。そうしたことから、寝るときは入れ歯を装着しておいてほしい」と話した。
 また入れ歯の交換時期などについても説明し、尾崎、後藤両歯科衛生士が参加者一人ひとりの歯をチェックしアドバイスをした。
 講演会終了後、誕生会として6~8月の行事報告、9~11月の予定を報告し、7~9月に誕生日を迎えた会員が紹介された。
 参加者は弁当、誕生日を迎えた参加者は弁当とおはぎをもらい解散した。