大分県立別府鶴見丘高校の放送部2人が全国大会で優秀な成績を収め、24日午後4時45分、市役所で長野恭紘別府市長に報告した。
3年生の大沢萌恵さん(17)は、7月23~25日に行われた「第71回NHK杯全国高校放送コンテスト」で朗読部門に出場。同部門で大沢さんは優良賞を受賞し、全国トップ10入りした。
2年生の田中梨菜さん(16)は、8月2、3日に行われた「第48回全国高等学校総合文化祭」のアナウンス部門で3位相当の優秀賞を受賞した。
表敬訪問には、田中さんが出席し、実際にアナウンスを披露した。田中さんは、地元の文化を紹介するテーマで、日本初のバスガイドのミュージカルについて、自ら取材をし、原稿を書いた。七五調の案内も披露し、はきはきとした口調で魅力を紹介した。
長野市長は「目を閉じて聞いていると、プロのよう。どうしてこのテーマを選んだんですか」と聞いた。田中さんは「日本初というのが、すごいなと思いました。ミュージカルも、苦難を乗り越えてきたことがみえて、素晴らしかったです」と話し、次の目標について「NHK杯で上位に入ります」と意気込みを見せた。