別府市制100周年記念事業「直行チャーター便で行く台湾訪問ツアー」が9月26日から29日までの3泊4日で行われた。約150人が参加した。
公式訪問団16人は、台南市政府を訪れ、黄偉哲市長らに面会。黄市長は「186万人の市民を代表して、別府の友人を歓迎します。台南は、歴史的にも古く、行政機関など多くの文化的な建物が残っており、今も使用しています。台南にも関子嶺温泉があります。2つの温泉観光都市が交流を始めることをうれしく思います。将来的には、両都市の交流強化を期待しています」とあいさつ。
長野別府市長は「台湾と日本の友好関係は言うに及ばず、別府にもコロナ前には約10万人の方が訪れてくれていました。いつも来てくれというばかりではなく、こちらからも現地の文化に触れるため、多くの市民に台湾を知ってもらうことを目的に市制100周年でチャーター便を飛ばしました。今後も、交流が深まることを期待します」と述べ、お互いに記念品を交換した。その後、担当者レベルで具体的な協議を行った。
また、交流会にはツアー客も参加し、両市の商工、観光関係者ら約80人が出席し、友好を深めた。