第43回「大分国際車いすマラソン大会」の実施に向けて、実行委員会と陸上自衛隊第41普通科連隊は7日午後1時半、別府駐屯地で支援に関する協定調印式を行った。
自衛隊は、レース前後の選手生活用及び競技用の車いすの輸送や報道機関の取材補助、大会終了後の選手輸送補助を行う。大型トラックや高機動車、パジェロといった車両と約70人の隊員が支援に当たる。
小林直基陸自第41普通科連隊長兼駐屯地司令と工藤哲夫実行委員長(県福祉保健部長)が協定書に調印した。
小林連隊長は「大会支援を行えることを、大変光栄に感じています。参加する選手が、これまでの練習の成果をいかんなく発揮し、最高のパフォーマンスとなるように、安全に十分留意しつつ、全力で支援させてもらう」。
工藤実行委員長は「今年も協力いただくことができることを、大変うれしく思っています。今回の大会は、パリパラリンピックのマラソン競技でメダリストも参加が予定されています。しっかりとサポートしたい」とそれぞれあいさつした。
大会は、11月17日午前10時にマラソン、3分後にハーフマラソンが大分県庁前からスタートする。