オレンジボール県大会予選

打線が好調で優勝した別府鶴見小マリンズジュニア

 OABカップ第8回オレンジボール大分県大会別府支部予選兼第12回別府軟野連会長旗軟式オレンジボール学童野球大会がこのほど市営野口原ソフトボールB球場で開催された。10チームが出場し、トーナメント方式で争った。
 オレンジボールは、普段、控えに回ることが多い小学3年生以下の大会。試合は5回までで、通称オレンジボールと呼ばれるボールを使用する。
 決勝戦は9月28日に行われ、別府鶴見小マリンズジュニアと境川少年野球部ジュニアが対戦。鶴見小が2回表、先頭バッターの5番髙木(佑)選手がセカンドフライのエラーで出塁すると、6番の髙木(颯)選手の内野安打の間に髙木(佑)選手が一気に3塁まで進み、8番の平野(斗)選手のセカンドゴロの間に高木(佑)選手が生還し、1点を先制。3回表には、1番の伊藤選手がヒットで出塁し、2番の秋吉選手がショートゴロとなり、伊藤選手がアウトになったものの、秋吉選手は残り、3番の今井選手が放ったセンターヒットがランニングホームランになり、2点を追加。4回表には、相手のエラーやヒットなどでランナーをためると、3番今井選手が放ったヒットをセンターが後ろにそらした間に2人が生還、4番伊勢(涼)選手のヒットで1点、レストからのバックホームの送球が逸れた間に、伊勢選手もホームに戻り、この回4点を入れて境川を突き放した。
 境川も5回裏に四球で2人が出塁すると、1番の帯刀(健)選手が3塁打を放ち、2点を返すと2番大山選手が内野安打でさらに1点を追加するも、反撃もここまで。7ー3で鶴見小が優勝した。
 優勝した鶴見小は、26、27日に野口原球場など4会場で開催される大分県大会に別府代表として出場する。鶴見小のメンバーは次のとおり(敬称略)。
 【別府鶴見小マリンズジュニア】▽代表=田吹拓寿▽監督=汐月雄二▽コーチ=平野隼己、長野敦▽選手=伊藤皆晴(主将)、今井翔葵、髙木佑真、秋吉悠真、髙木颯真、伊勢涼、汐月瑠香、伊勢諒人、長野叶、平野斗愛、前田惟統、糸瀬新、平野来夢、佐々倉遥人、阿部嘉来