南立エンジョイ倶楽部の「綱引大会」

子どもたちが優勝するため、
一生懸命に綱を引っ張った

 南立エンジョイ倶楽部(佐藤哲朗会長)主催の「綱引大会」を14日午前10時、西部地区公民館体育館で開催し、約90人が参加した。大分県綱引連盟(理事長、野口哲男別府市議)が共催。
 チーム編成は▽監督1人、選手は子ども5人と一般2人▽選手は、学年・性別ともにフリー▽体重制限は設けない▽選手の交代は認めるが、チーム間の交代は認めない―など。試合形式は、リーグ戦の総当たり戦で、1セットマッチ。競技進行と審判は、県綱引連盟が担当した。
 佐藤会長が「本日はスポーツの日。令和4年までは世界一短い徒競走選手権を行っていた日でもあります。それに代わるイベントをしようという声があり、初めての綱引大会を開催することとなりました。スポーツ欲の向上とスポーツクラブ同士の交流を図ることが目的としています。有意義で楽しい時間を過ごしてください」。
 小幡龍也・県綱引連盟常務理事が「これが長く続くことを祈っています。九州女子の部で1位の緒方チャッターズ、日出町の日出鹿鳴越が来ており、皆さんの指導などを行います」とそれぞれあいさつ。
 選手宣誓を藤原翔斗さん(チキチキバンバン代表)、甲斐崎啓さん(甲斐崎ファイターズ代表)、佐々木将吾さん(佐々木タイガース代表)、三浦功太郎さん(三浦バンクホークス代表)が行った。
 続いて、緒方チャッターズと日出鹿鳴越がエキシビジョンマッチを行った。
 その後、4チームが全力で対戦し、保護者からの応援などもあった。
 優勝はチキチキバンバン、2位は三浦バンクホークス、3位は甲斐崎ファイターズ、4位は佐々木タイガースとなった。
 最後に、子どもと保護者、チキチキバンバンと緒方チャッターズのエキシビジョンマッチが行われた。
 子どもたちは「楽しかった」などと述べ、笑顔を見せた。