別府市交通安全対策協議会(会長、長野恭紘別府市長)は令和6年度交通安全功労者表彰式を25日午後1時30分、別府市役所で行い、長野別府市長、染矢憲康別府警察署長、下森正也公益財団法人大分県交通安全協会別府支部副支部長、受賞者を代表して4人が出席した。
表彰式に先立ち、交通事故で尊い命を亡くした犠牲者に対し、黙とうを捧げた。
長野市長から九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名の表彰を梶原浩さん(64)、全日本交通安全協会長表彰(交通栄誉賞「緑十字銅章」)を中津留富也さん(72)、別府市交通安全対策協議会長表彰(別府市長)を森英子さん(74)、渡辺春一さん(73)にそれぞれ表彰状が伝達された。
長野市長が「優良運転者の2人に対しましては、これまでの長い間、別府市の交通安全、安心に寄与されてきました。これからもドライバーの模範として、安心安全の町づくりにご協力をお願いします。交通指導員の2人は、児童・生徒、地域の皆さんの安心を見守っていただいた功績に心から敬意と感謝を申し上げます。皆さんの姿を、児童・生徒、地域の皆さんに見せていきながら、次世代につながる安全安心のまちづくりに尽力していただきたいとお願いします」とあいさつし、記念撮影をした。
式終了後、受賞者を代表して九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰を受けた梶原さんが「表彰を受けて身が引き締まる思い。日ごろから、交通法規や交通マナーをしっかり守ることを念頭に置いてハンドルを握っています。最近特に信号機のない横断歩道に歩行者がいたら、確認をしながら一時停止をし、歩行者に対して配慮しています。歩行者への配慮をしていきながら、無事故無違反を伸ばしていければと思います。高齢者の方は安全装置の付いた車に率先して乗り、若い人は速度は控えめにして安全運転を心がけてほしい」。
別府市交通安全対策協議会長表彰(別府市長)を受けた渡辺さん=石垣地区=は「交通指導員として日々、子どもたちの交通安全を考えながら、毎日街頭に立っています。一番気をつけていることは、学童が安全に横断歩道を渡れるように歩行者やドライバーの皆さんによく分かるようにしています」とそれぞれ話した。
交通安全功労者表彰の受賞者は、次のとおり。(敬称略)
▽九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰=梶原浩、首藤弘昌、吉田茂義、村瀬公康▽全日本交通安全協会長表彰(交通栄誉賞「緑十字銅章」)=足達満美、安部知二、安東計司、笠置由紀江、釘宮充子、田中敏雄、中津留富也、室屋尊幸、湯本美佐子▽大分県警察本部長・大分県交通安全協会長連名表彰(優良運転者50年)=梶原哲雄、村上三男、山縣光男▽同(40年)=梶谷荘一、佐藤康男、首藤六代▽同(30年)=甲斐政宣、河野晃、佐藤利行、矢野武▽別府警察署長・大分県交通安全協会別府支部長連名表彰(優良運転者15年)=阿南靖、岩﨑誠、甲斐靖尚、髙治剛▽同(10年)=阿部紀子、阿部正弘▽別府警察署長・大分県交通安全協会別府支部長連名表彰(交通安全功労者)=遠田秀穂、森永静夫▽別府市交通安全対策協議会長表彰(交通安全功労者)=森英子、渡辺春一