第14回平野久美子合同絵画教室展

水彩・パステル・クレパスの約100点の作品が並ぶ

 平野久美子絵画教室「どんぐりの会」と「マゼンタの会」は「第14回合同絵画教室展」を9日まで、別府市美術館企画展示室で開催している。午前10時から午後4時まで、最終日のみ午後3時まで。入館料は一般210円、中学生以下は無料。休館日は5日。今日新聞社など後援。2年ぶりの開催。
 今回は、両会から21人が「秋桜」「紅葉」「公会堂」などの水彩画、パステル画、クレパス画、油絵の100点以上が並んでいる。
 講師の平野さんは「皆さんがそれぞれモチーフを探してきて描きますので、技術よりも喜びや楽しさなどの心を重視しています。どんぐりの会は15年以上、マゼンタの会も長く続けてきました。諸事情で今回を集大成とし、一旦区切りをつけようと考えていましたが、お客さまから『止めてはいけません』と言われた。90歳のお客さまからは『趣味を大事にしないといけない。みんながかわいそうでしょ』とお言葉をいただき、気合を入れ直しました」
 15年間を振り返り「絵を描いているときは『無』になる。生徒との人間関係、ふれあいをし刺激をいただく。感謝しかない」と話した。
 「マゼンタの会」は別府市中央公民館で第1、2、3火曜日午後1時から2時間、「どんぐりの会」は荘園・南荘園公民館で第1、2、3月曜日午後1時から2時間、開催されている。