九州大学病院別府病院(三森功士病院長)は、院内の取り組みに賛同した芸術家から提供してもらった作品を飾っている。
病院を訪れる患者は、不安を抱えて来院する人が多くいることから、少しでも不安をやわらげ、リラックスしてもらえるようにと、「九州大学病院別府病院基金」を活用し、1クール約2年間、芸術家から提供してもらった作品を展示して楽しんでもらう。
今回展示している作品は、全部で19点。絵画や陶芸作品、竹細工、お面など力強く、躍動感があって訴えかけてくるような力作ばかり。二紀会会員や県美術協会会員など、実力者ぞろい。作品は、廊下やレストランなどに飾られており、時期を見て入れ替えも行う予定。
26日午後3時から、展覧会を実施。三森病院長が「病院にはいろいろな心配をもっている人がいらっしゃり、心のケアも大切に考えています。沢山の賛同をいただき、このような活動が出来るようになりました」とあいさつ。作者が作品のコンセプトなどについて説明。その後、実際に作品を見て回った。