JR大分駅前広場で10月20日に開催された「第9回こども屋台選手権大会」で日出町立川崎小学校の3~5年生8人のチーム「日出の恵みのお菓子屋さん」が準グランプリと大分県知事賞を受賞。6日午後3時半、町役場で安部徹也町長に報告をした。
大会は、県下のPTAやこども会などが、1チーム8人程度でエントリーし、地元に縁のあるアイデアメニューを販売。一般投票で順位を決める。メニューの考案や仕入れ、製造を全てこども達の手で行うことをコンセプトとしている。
今回初めて出場した川崎小学校のチームは、5年生の荒巻優來さん(10)、河野華心さん(11)、松田花さん(10)、吉岡紗希さん(11)、4年生の大村彗人さん(10)、河野賢心さん(9)、内木綱人さん(10)、3年生の行部心咲さん(8)。地元のかぼちゃを使って「日出キッズのハロウィンタルト」を販売。日出町のチームで初入賞、準グランプリと知事賞の初のダブル受賞、スイーツ系で初の完売と3つの「初」を獲得した。
松田さんは「実際に販売してみて、美味しいと言ってくれてうれしかった」。河野(華)さんは「みんなで話し合って、アイデアを出しました」。荒巻さんは「ハロウィンが近かったことと、地元のかぼちゃを知ってもらいたいと思い、このメニューにしました」。行部さんは「4回試作を作って、売れそうなものを選びました。W受賞はうれしい」。
大村さんは「飾りをキレイにつけました。緊張すると思ったけど、皆の思いを胸に呼び込みを頑張りました」。吉岡さんは「みんなで考えて作ったものが、W受賞してうれしかった」。内木さんは「W受賞でとてもすごいし、びっくりました。料理は苦手だけど、頑張りました」。河野(賢)さんが「W受賞もすごいですが、3つの初もすごいと思いました」とそれぞれ話した。
安部町長は「素晴らしい成績です。日出のかぼちゃを使ったスイーツで、子どもたちが日出町の食材を広めてくれたのは、町にとっても良いこと。来年も参加して、是非、グランプリを目指して頑張ってほしい」と来年に向けてエールを送った。