明豊高校看護科の「第22回戴帽式」

戴帽の儀で24人が
ナースキャップを着用した

 明豊高校看護科は「第22回戴帽式」を7日午後2時、同校体育館で行い、24人が出席した。
 式では、国歌斉唱後、戴帽の儀では真新しいナースキャップを着用、ナイチンゲール像から聖火を手にした生徒たちが「灯火によせて」として一人ひとり決意を述べた。
 続いて、岩武茂代校長が「ナイチンゲールは『あなた方は、進歩しつづけない限りは、退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。2年目も3年目も、またあなたの生涯を通して、この最初の1年に築いた基礎の上に経って、自分を訓練し続けなければなりません』という言葉を残しています。うまくいかないとき、辞めたくなったときには、ウィークポイントや苦手意識は前に進むことによって、払拭できることだと思います。知識、技術、心を磨き、愛と信念を持った看護師になることを心より願っています」と式辞を述べた。
 来賓の小城崇宜同校PTA会長が「皆さんはこの日まで明豊高等学校でたくさんのことを学んだと思います。看護の道はまだまだ続きます。しっかりと感謝の気持ちを持って、歩んでください。患者さんの心に寄り添った看護を続けていってください」と祝辞を述べた。
 3年生を代表して渡邉実優さんがお祝いの言葉、2年生を代表して坂本愛子さんが答辞をそれぞれ述べた。
 岩武校長、小城PTA会長、後藤明文・明豊高校同窓会会長、木村宣昭杵築市立宗近中学校長ら各学校代表、看護科1年生代表の宮崎美雨さん、普通科体育専攻クラス代表の大前瑶華さん、高大連携クラス代表の山本瑞乃さん、特別進学クラス代表の掘晃一朗さん、看護科3年生代表の綾野梨奈さん、専攻科生徒代表の田邊倫さんらがナイチンゲールへの献花を行った。
 最後に、校歌を斉唱した。