社明運動「作文コンテスト」表彰式

受賞した(前列左から)
緑丘小学校、工藤さん、関さん、
(前列右から)別府西中学校、吉田さん、仁田野さん

 別府保護区保護司会(髙橋護会長)は第74回社会を明るくする運動「作文コンテスト」別府保護区表彰式・作文発表会を14日午後3時30分、別府市社会福祉会館で行った。コンテストには、別府市内の小・中学校から252点の応募があった。
 表彰式では、髙橋会長が「年々、内容が上達しレベルが上がっています。受賞した作品は、特に優れた作品で県でも最優秀賞を小学校、中学校両部で別府市が選ばれています。今年で32回目。安心して学校生活ができるよう、友だちと仲良くできるよう、楽しく過ごせるよう、地域社会の一人として自分の経験や体験を通して、作文にしていただきました。それは私たちに感銘や感動をくれました」とあいさつ。
 はじめに、髙橋会長から学校賞が別府市立緑丘小学校(小川高哉校長)、別府市立西中学校(佐藤裕一校長代理の神崎浩一教頭)に贈られた。緑丘小は「社会を明るくする運動」をテーマに国語(道徳)の授業を行い、6年生全員が作文を書いており、西中は毎年、100人近い応募があり、優秀な作品が多いことを受けてのもの。
 続いて、髙橋会長らから別府保護区保護司会会長賞を関壱樹さん(12)=大平山小学校6年=、吉田さくら晴蘭さん(15)=別府西中学校3年=、同保護区協力雇用主会会長賞を工藤杏波さん(12)=南立石小学校6年=、同保護区更生保護女性会会長賞を仁田野壮太さん(13)=中部中学校2年=に表彰状などが贈られた。また、関さんと吉田さんは大分県推進委員会委員長賞(県の最優秀賞)、工藤さんは更生保護法人大分県更生保護協会理事長賞(県の奨励賞)、仁田野さんは大分県保護司会連合会会長賞(県の優秀賞)にそれぞれ輝いている。
 作文発表として、関さんが「犯罪を犯した人へのよりそい方」、工藤さんが「優しさのリレーは私から始める」、吉田さんが「明るい光、社会の中で」、仁田野さんが「あったか言葉で紡ぐ明るい社会」をそれぞれ朗読した。
 作文審査会審査委員を代表して古田和喜さんが講評し、古田茂義・別府保護区保護司会副会長が謝辞と閉会の言葉を述べた。
 最後に記念撮影をして、式を締めくくった。