別府市石垣東の和田安子さんが26日に100歳の誕生日を迎え、田辺裕別府市市民福祉部長が同日午後2時半、和田さんが入居する市内の特別養護老人ホームを訪れてお祝いした。
和田さんは戦後、小学校の教諭を務めたあと、50年以上にわたってピアノ教室を開き、92歳で引退するまで、多くの生徒を指導。親、子、孫の3代にわたって師事した生徒もいるという。今年1月から入所している。長寿の秘訣は「食事を3食しっかり食べること」だという。子ども1人、孫3人、ひ孫1人に恵まれた。
この日は、長女の松尾満里さんと入所者に囲まれてお祝いした。田辺部長が表彰状と市長のお祝いメッセージ、祝金を手渡した。和田さんは「夢のようであります。皆さんのおかげ。体に気を付け、皆さんのお役に立てるように頑張りたい」とあいさつした。
別府市内の100歳以上は、和田さんを含めて116人(女性103人、男性13人)となった。