亀の井バスが安全推進大会

長年にわたって無事故の運転士を表彰した

 亀の井バス株式会社(東欣也代表取締役、別府市鶴見)は3日午後3時、本社で「2024年安全推進大会」を開催した。
 2024年度バス無事故・年末年始安全総点検運動の一環で、人の動きも多くなる年末年始を前に、従業員に基本的な安全の再確認をしてもらうのが目的。
 東社長が「バス事業の使命は『お客さまを安全安心に目的地までお運びする』。亀の井バスは交差点での右左折時の一旦停車、イエローストップの厳守、夜間のハイビームの活用、適正な車間距離などさまざまな事故防止を行っています。最大の事故防止は、社員の皆さんがこつこつと気をつけることが大切」。
 来賓の藤木淳史球種運輸局大分運輸支局長が「県民の皆さんの通学、通勤、買い物、通院といった日々の生活を継続的に支えていただいていることに敬意を表します。事業用自動車事故の根絶には、事業者の皆さんがルールを順守し、経営トップから現場の皆さんまでコンプライアンスに対する認識を共有し、プロとしての自覚を持って事業を展開することが大事」。
 染矢憲康別府警察署長は「平素からこのような形で、従業員に対する意識づけによる交通安全の推進に取り組むとともに、警察業務全般にわたり格別のご支援をいただいていることに厚くお礼を申し上げます」とそれぞれあいさつし、染矢署長は県内の交通情勢について話した。
 交通安全講話として、梶谷征広別府署交通課係長が管内の交通醸成などについて講話した。
 引き続き、5年から31年の無事故運転25人と小集団別年間無事故表彰1班に表彰状と記念品が贈られた。島津智之別府営業所長が「事故の反省と今後の取り組み」について話した。最後に運転士を代表して首藤勇介さんが安全宣言をした。
 無事故表彰者・班は次のとおり。(敬称略)
 【永年無事故表彰】▽31年=永野栄治▽29年=工藤幸一、中津留多恵次、小野信三▽26年=山﨑英治▽24年=曽我剛、植野雄一郎、加藤守▽23年=得丸弘至、梶谷忠志▽21年=岡﨑義寿▽20年=山下裕二、佐藤謙次郎▽16年=賀来俊幸▽15年=宮本英典▽10年=伊藤仁、後藤大介、藤原裕一、伊東由企夫▽5年=諏訪徹、古幡勇詞、溝部明、阿部昭男、分藤利彦、河野芝夫
 【小集団別年間無事故表彰】8班防衛班421日