中山慶一郎氏「文化の日」県知事表彰

県知事表彰された中山慶一郎さん

 大分県功労者表彰式が「文化の日」の11月3日行われ、12分野で功績のあった67人と13団体が表彰された。その中で22年間にわたり別府市の南的ケ浜町自治会長を務めている中山慶一郎さん(84)が地方自治関係功労者表彰された。
 中山さんは平成13年3月に市民課長を最後に市役所を定年退職。14年4月から南的ケ浜町自治会長に。この間、市公民館運営審議会委員や市自衛隊協力会理事など多くの役職についてきた。
 最近は南的ケ浜もマンションが増えている。「自治会の運営もお金が必要で、マンション入居者に自治会加入を求めています。皆さん協力的で、多くの人が協力してくれます」という。
 朝見神社神輿総代会会長も務めており、温泉まつりで本音會や青年団の若者と一緒に街をねり歩くのが好きだそうだ。
 「浜田市長のとき市を退職して、長野市長も好意的に自治会に接してくれます。今回の表彰は、町内のためコツコツ働いてきたごほうびと受け止めています。おかげで元気。できる限り地域のため頑張ってゆきたい」と中山さんは話している。