公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構(中村俊之代表幹事、東京都・340社加盟)の第12回Webグランプリの企業グランプリ部門で別府市の公式観光情報ウェブサイト「別府たび」が「企業BtoCサイト賞」でグランプリに次ぐ優秀賞を受賞。5日午後3時、東京のシェラトン都ホテル東京で開催され、観光課が出席した。
同グランプリは、企業の「ウェブ関係者のウェブ関係者によるウェブ関係者のための賞」として行われている。今回は、企業73社、84サイトがエントリーし、282人の審査員による審査が実施された。
「別府たび」は、観光サイト「極楽地獄別府」を昨年2月にリニューアルした観光情報サイト。日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)に対応。市、別府商工会議所、市観光協会、市旅館ホテル組合連合会、観光施設連絡協議会など観光関係者や市内の大学生で編集部を編成し、企画・協議をして運営をしている。別府の旅を楽しむための特集記事やおすすめの観光モデルコースの紹介をするとともに目的別に検索できるようになっている他、エリア別で魅力を発信している。
長野恭紘別府市長は、11月の定例会見の中で「昨年2月のサイトリニューアル後、アクセス数が大幅に増加しており、総PV数はリニューアル前年度比で、令和5年度は259%、6年度は330%を超える見込みとなっています。また、同時に運用している観光インスタグラムのアカウントのフォロワー数は、現在約1万4千人を超えており、月間インプレッション数も約100万回を超えるなど、着実に数字の成果を伸ばしています。今後も、戦略的なデジタルツールとして、情報発信及びデータ収集に取り組み、選ばれる観光地となるよう、引き続き観光DXを推進していきます」とコメントした。